舞鶴のスポーツ整体プロ、総合整体療法室です。

最近、教師の働き方改革として国が学校の部活動の時間を2時間以内、週2日休みにするようにしようと提案しています。

これについては賛否両論あるのは当たり前で、私個人としては大変良いことではないかと思います。

私もトレーナーとして顧問の先生方と一緒に現場へいきますが、それはもう大変の一言です。

選手への気遣いや審判、宿泊手続き、選手の送迎、練習メニュー作成など自分の仕事の他にやるべき仕事が山のようにあり休む暇がないのが現状です。

また試合、合宿、各連盟の役員などがあれば更に休みは無くなって来ます。

選手も週に一度は休まないと疲労は抜けないし精神的に休まることもありません。

じゃあそんなことをすると弱くなるのではないかと仰る方もおられると思います。

サッカー日本代表本田圭佑選手の伯父の本田多聞さんがデレビのインタビューでこう言ってました。

「2時間の練習で強くなる奴はなるけど、強くならない奴はならない!それは何故か?」

「指導者が勉強していなくて指導者の知識が足りないから選手をきちんと指導できず選手が強くならないんだ‼︎」

「練習内容の問題で選手をきちっと指導して、しっかりした内容のものであれば練習時間は短くても選手は必ず強くなる」と言ってました。

流石、元レスリング日本代表でメダリストです。

やはり子供を指導するにあたり大事なことは指導者の知識向上が大事だという事がよくわかります。

自分の指導は間違いないとか自分の言う通り練習してれば勝てるようになると言うのは指導者の奢りにほかなりません‼︎

選手個々の性格や特性を見極めて指導していくことも大切だと思います。

私はトレーナーとして質問されたことに対して分からないことがあれば必ず調べて選手を指導するよう心掛けています。

聞かれたこと分からないことは本で調べ、テレビを見て競技について調べるなどします。

そこまで徹底していかないと指導はできないのが現実です。

こうやってこういってこうやったらできるやろ‼︎は指導ではないと私は思います。

何故できないのか?どうやったらできるのか?を細かく教えてあげるのが指導であり、また自分はできないと思ってる選手を指導してできるようにしてあげることこそ指導です。

できる子供や上手い子供や強い子供を上手にしたり強くしたりするのは誰でもできます。

ですから私は自分に3つの言葉を言い聞かせています。

1.選手を強くするも弱くするも指導者次第‼︎

2.選手が競技を続けるのも辞めるのも指導者次第‼︎

3.選手が競技を好きになるも嫌いになるも指導者次第‼︎

この3つの言葉は私が大事にしている座右の銘みたいな言葉です。

中でも一番大事なことは自分が選んだ競技を好きになってもらうこと!

ここが一番の核になっています。

だから私はこの3つの言葉をしっかりと胸にとどめ今後もトレーナー活動を頑張っていきたいと思います。

今後日本の部活動は大変革期を迎えていくと私は思います。

学校と外部のものがしっかり連携をとり部活指導にあたり先生の負担を減らしていくのも大事だと思います。

そしてボランティアであれ学校指定であれ、しっかりとした知識と専門的な講習や勉強した方々を外部指導者として採用していくことも、これからの日本には必要になってくるとおもいます。

根性や気合いは大事です。

しかし、根性や気合いを一番に指導する指導者が多いのも現実‼︎

根性、気合いの前にしっかりとした体の構造を指導して効率のいいパフォーマンスアップを目指す部活動になっていくこと願いつつ今回の投稿を終わります。

では✋